ある日、その男が育ててた馬が逃げていってもうたんや。
近所の人 「運が悪かったな。気を落としたらあかんで」
男 「いや、これがええことか悪いことかは分からへん」
近所の人 「なんでやねん!馬が逃げたんやから最悪やろ!」
そしたら、数日後、逃げたはずの馬がひょっこり帰ってきたんや。
おまけに野生の馬も1匹付いてきて馬を2匹手に入れたんや。
近所の人 「運が良かったやん!めっちゃツイてるやん!」
男 「いや、これがええことか悪いことかは分からへん」
近所の人 「なんでやねん!馬がもう1匹増えたんやから最高やろ!」
そしたら、数日後、男が野生の馬を調教していたら落馬してもうて、
男は足を骨折して動くことができず仕事もできなくなってしまったんや。
近所の人 「運が悪かったな。気を落としたらあかんで」
男 「いや、これがええことか悪いことかは分からへん」
近所の人 「なんでやねん!足折れたんやから最悪やろ!」
そしたら、数日後、その国で大きな戦争が始まることになって、
村の男連中は全員無理やり戦争に連れて行かれたんやけど、
その男は足が折れてるもんやから「お前はええわ」言われたんや。
近所の人 「運が良かったやん!めっちゃツイてるやん!」
男 「いや、これがええことか悪いことかは分からへん」
近所の人 「なんでやねん!戦争行かへんでええんやから最高やろ!」
結局、この話は何が言いたいのかっちゅうと、
自分が「ええ」思うことが起こっても「アカン」思うことが起こっても、
それがホンマの意味で「ええ」か「アカン」かは誰にも分からへんのやから、
物事をその時の感情で全てを判断して決め付けてはあかんいうことや。
せやから、受験に失敗したり、財布を落としたり、失恋したり、
仕事でミスして上司に怒られたり、パチンコで負けたりした時も、
「なんでやねん!最悪やわ!」言うてイライラするんやなくて、
「これがええことか悪いことかは分からへん」そう思うことや。
例えば、受験に失敗したから仕方なく他の学校に入学したんやけど、
そこで運命の人と出会って幸せな結婚しましたとか、
パチンコで負けて金が無くなりショックで食欲も無くなったんやけど、
そのおかげで少し痩せてダイエットすることができたし、
パチンコのアホらしさに気付いてキッパリやめることができたとか、
マイナスだと思ってたことが結局はプラスやったいうこともあんねん。
ちなみに、先日、私は近所のスーパーに特売の牛肉を買いに行ったんや。
そしたら売り切れてて「なんでやねん!」思て遠くのスーパーに行ったら、
そこのスーパーの牛肉のパックには半額シールが貼られていたんや!
「ラッキー!めっちゃツイてるやん!こっちのスーパーに来てよかったわ!」
そう思て予定よりもたくさん買い過ぎてまったわ~。
ま、これもホンマはええことか悪いことかは分からへんのやけどな(笑)
今回のポイント
【それが良いか悪いかは分からない】
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